元気なオス♂おしとやかなメス♀??
元気なオス、おしとやかなメスというわけにはいきません。ウサギの性格は性ホルモンの影響を大きくうける個体と、そこまで影響を受けない個体でかなりの差があります。
性ホルモンの影響が強い子は、縄張り意識が強くなり、攻撃的になります。
オスは、ひどい場合はケージの周りに尿スプレーを頻回に行ったり、顎の下がビショビショなくらい臭腺が活発になり、顎をこすりつけてニオイを至るころにつけます。また、ぬいぐるみや人の足に対して、腰をカクカクと動かし、逃げないようにするために噛みつく子もいます。
メスは、偽妊娠をする恐れがあり、自らの毛を抜いて巣作りを始める子もいます。
大人になるにつれて性格が変化していった場合は、その子の本質的なものではなく、性ホルモンの影響が強いと考えられます。避妊去勢手術を行うことによって、穏やかなでフレンドリーな性格を取り戻す子もいます。(※必ずではありません。)
見た目の違い(雌雄判別)
オス
精巣は、生後約3ヵ月で下降してきます。半年を過ぎても下降してこない場合には、動物病院へ受診してください。
睾丸が降りて来ていなくても、陰嚢の位置の毛が薄く、皮膚のシワが見られることがあるので、オスであると確認できることもあります。
生後二か月半前後で陰茎を包皮から出せるようになるので、出た陰茎の先(尿道口)が筒状であることを見ます。
それも確認が難しい場合は、尿道口と肛門の距離でメスよりも遠いことにより判断をします。
メス
外陰部周囲の皮膚を押し、外陰部がスリット状であることを確認します。
尿道口と肛門がオスよりも近いです。
避妊していない成熟した固体は肉垂(マフマフやマフラーとも呼ばれる)がよく発達しています。