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Doラビットフード

モリンガ・オレイフェラ

「Do」ラビットフードの特徴その1

ミラクルツリー、生命の木と呼ばれる植物

モリンガには、カリウム、カルシウム、リン、鉄、ビタミンAおよびD、必須アミノ酸、ならびにβ-カロチン、ビタミンC、フラボノイドなどの抗酸化物質が豊富に含まれていることが知られています。
そのため、熱帯・亜熱帯の発展途上国では、 栄養源として重宝され、食用としての栽培が推奨されています。日本でも近年、その世界的な注目度から沖縄県など比較的暖かい地域での栽培が盛んになっています。

また、モリンガには、豊富な栄養価だけでなく、生体にとってプラスとして働く作用が数多く知られています。

  • 肝臓でのグルコースの筋肉や脂肪組織への取り込みやグルコースの吸収を阻害することで、グルコースの組織利用率を高める。
  • 含有するフェノール類は、抗酸化活性、抗炎症作用、血小板凝集の抑制、抗菌活性、抗腫瘍活性、抗潰瘍作用、肝保護作用、抗糖尿病作用を含む複数の有益な生物学的効果を有することが数多く報告されている。
  • 生体にとって有害な細菌を抑制する効果がある。

などなど、報告は多数です。

ウサギでの報告は?

  • 毒性はない
  • 成長期におけるタンパク質利用効率の改善
  • 平均体重、体重増加率、成長率、飼料変換効率の改善。アミノ酸バランスに優れた高品質なタンパク質が関与。
  • 白血球の増加、IgG,IgE免疫応答を刺激→免疫を調整
  • 血清のリゾチーム値を高め、病気に対する抵抗性を高める
  • 高用量で赤血球のパラメータを改善
  • コレステロール値の低下作用
  • 腎保護効果(※腹腔内投与での確認)

結論:モリンガええやん!

毒性はなく、多くの報告においてプラスの効果が示されているため、今回一番最初に採用を決定いたしました。ただし、モリンガは国内において非常に高価な植物であり、高用量の論文と同用量入れるとトンデモナイ原価になってしまう為、低用量の論文とほぼ同じ量を配合することとしています。

モリンガの効果はフラボノイドに起因する部分が多く、他の原料にもフラボノイドが含まれるため、モリンガが低用量であったとしても、相加相乗効果が期待できると考えています。

追記(妄想編)

過去、膿瘍の治療において、抗生物質と人の風邪薬、副鼻腔炎向けの薬である卵白リゾチーム製剤「ノイチーム」を合わせた治療が、ウサギの医療で流行ったことがあります。抗生剤で膿瘍の原因菌を叩き、カッテージチーズのように固いウサギの膿を消炎酵素剤であるノイチームが柔らかくしてくれるのではないかという期待を込めた治療方法でした。

※リゾチームとは…細胞壁を構成する多糖類を加水分解する酵素。グラム陽性菌に対し、溶菌作用を示す(簡単に言うと、一部の菌をやっつける)。

2016年。人のほうで、卵白リゾチーム製剤は有効性が認められなかったため、製造が中止、回収となっており、今では食品の日持ちを延長させるために少量使われたりしています。モリンガはリゾチームが含まれているわけではなく、血清中のリゾチームを増やす効果がある為、膿瘍などの感染症に少しでも効果があると嬉しいなぁと思ったりしています。

ちなみに…血清リゾチームレベルをあげるという論文とほぼ同じ量"Do"ラビットフードは含まれているため期待は大きいです。

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ウサギのハート

このサイトの管理人。ウサギが好きで獣医師になる。勉強のために学生時代からウサギのハートを作り始め、様々なウサギの診察で有名な病院へ実習見学をしたり、専門店へインタビューをしたりするちょっと変わった人。十人兎色な考えをこのサイトに記し、ちょっとでもウサギの地位が向上することを願っている。