必ず用意しておいてほしいキャリーバック。
動物病院へ行く、うさんぽに行く、そんな時にキャリーバックは必要です。私は病院でたまに用意がなくて、段ボールや洗濯カゴで連れていらっしゃる方を見ますが、飛び出てしまうリスクがあるため決してお勧めできません。また、地震などの災害時に一時的に過ごせる空間としてキャリーバックは役に立つことがあるため、色々な観点からキャリーバックは選びはしましょう。
こんなキャリーの購入は控えて!!
動物病院では以下のデザインのキャリーでいらっしゃる方がとても多いです。残念ならがソフトキャリーは、以下の理由でお勧めできません。これは多くの獣医師が思っていることです。
- 自立しにくく、横に倒れることがよくある。
- ウサギがバックをかじって食べてしまったり、ボロボロにしてしまうことがかなり多い。
- チャック、ボタン、マジックテープで出入口を留めているので、元気な子や締りが甘いと突破して外に出てきてしまう。
- おしっこが染みやすい。
- 上からものが落っこちて来たときに、軽いものだったとしてもウサギが下敷きになってしまう。
- ウサギからすると左右の壁が動き、体に触れる為、たぶん居心地はそんなによくない。
ソフトキャリーはデザイン性を優先したものが多いため、便利なものとは言いにくいことが…。↓のキャリーはかなりたくさんの飼い主さんがお持ちですが、オススメしにくいものです。
ハードキャリーが断然オススメ
プラスチックで出来た上からも横からも開けられるキャリーが、安くて頑丈で使用していない時に折りたためるため、オススメです。特に以下に紹介しているようなキャリーを私は推します。
もちろん、紹介しているキャリーよりももっと安いプラスチックのハードキャリーはありますが、そのようなキャリーケースは、上が開かなくウサギの出入りが難しかったり、上の扉を引っ張って開けるタイプのものは、接続部が壊れやすかったりします。(たくさん壊れているキャリーを見てます。)
宇宙船キャリーやライトキャリーも魅力的
宇宙船キャリーはとにかくカワイイ!注目の的になれます(笑)という個人的な感想はさておき、実はある程度硬さのあるキャリーで背負えるタイプはそんなに多くはないのです。自転車などで病院へ連れてくる方は、背負えるタイプのほうがウサギに振動がかからず良いかもしれません。(ただし、欠点として、おしっこが染みてしまったり、背負っていないときは横に倒れることがあるため注意です。)
ライトキャリーは、ケージをそのまま小さくしたようなキャリーです。非常にコンパクトで、たくさんのウサギが集まるラビットショーでよく使われています。
想像を超える多機能なAIRBUGGY
犬の飼い主様の中では、有名なメーカーAIRBUGGY(エアバギー)は、超多機能です。フレームからとりはずし、キャリーとして使うこともできますし、ベビーカーにも買い物カゴにもなる凄いやつです。長距離の歩いての移動、大型のウサギを飼われている方や、他の利用用途も考えている方はおすすめです。