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繁殖の流れ

必要? 繁殖生理

交尾

繁殖の季節は春秋

年中繁殖は可能ですが、暑さや寒さが厳しかったり湿気の多い季節は避けたほうが無難です。 したがって、春や秋に行ったほうがいいでしょう。

お見合い

メスをオスに近づけて、メスが発情してることを確認し雄と一緒にします。 メスが拒んだり、攻撃的になったりした場合は、この時に交配するのは諦めるべきです。再度違う日にお見合いをさせてみましょう。(何度かお見合いをしても、相性が合わない場合もあります。) この時メスをオスのゲージに入れてください。(オスは自分のテリトリーでないと落ち着かないので交尾が成功しにくくなります。)

交尾は一瞬

ウサギの交尾は非常に早く、交尾が起こるなら通常30秒以内にわかります。(一緒にしてから30秒以内で射精が終了します。)
オスはメスの上にのり、交尾をし、オスは射精と共に「キーッ」という鳴き声を出し倒れこみ、スタンピングを繰り返し行います。
時間がたち、2頭が寄り添っているいるのが見られるならば少なくとも2回交尾が行われているので、30分以上オスとメスを一緒にしておく必要はありません。
他のオスで試す行為や、数時間再度チャレンジをしても意味がなく、交尾をしたがらないメスを押さえつけて交尾させても低い受胎率しか得られません。

交尾後は別々に

オスがメスを追い掛け回すことがあり、メスにストレスがかかるので、常に一緒にさせておくのは控えたほうが良いと思います。
オスは子育てをしません。さらには子育て中のメスを再度妊娠させることもあります。
連続しての交配はメスにストレスがかかるため避けるべきです。
交尾後はオスとメスを別々に飼い、交尾がうまくいかなかった場合は日を改めてチャレンジしましょう。

先端

妊娠

妊娠の有無

動物病院で確認してください。
どうしても早く知りたい場合以外は、動物病院へ連れて行くことがストレスになるのでオススメしません。
レントゲンを撮ることによって確認しますが、熟練した方の場合は触診によっても判断できます。
交配後10~14日のメスを慎重に触診することで確認ができます。(ここで確認されない場合は、交配の失敗)
しかし胎仔吸収が起こる可能性もあるので26~28日目にもう一度触診をして調べます。(ここで確認されない場合は、通常飼育管理の問題)

妊娠期間は29日~35日間で、平均31~32日です。
13日目と23日目は胎仔を喪失しやすいです。

13日目・・・胎盤が卵黄嚢型から血絨毛型に変わる(胎盤の形が変わる時期)
23日目・・・胎仔が育って緊張した丸型となる

34日を過ぎても出産しない場合は、胎仔の死亡、過大、奇形が疑われますので、動物病院へ受診してください。

出産一週間前

出産が一週間以内に近づくと毛が抜け初め、適当な箱に毛と巣材を用いて巣を作ります。
そのため、出産予定日の一週間よりも前に(なるべく早くに)、巣箱と巣材(大量の牧草で構いません)をしておく必要があります。
巣箱のサイズは、横たわって子ウサギにミルクを与えることができる程度の大きさである必要があります。
あまり小さすぎると、親ウサギが子ウサギを踏んでしまうことがありまし、大きすぎると巣箱として利用してくれません。
個体にあった大きさのものを用意しましょう。
また、出産が近づいたら掃除の回数を減らし、なるべくウサギを構わないようにしてあげるのが優しさです。

巣作り

ご飯

牧草は今まで通り食べ放題に。ペレットの量は明確な基準はありません。
実験動物の分野では妊娠すると高栄養なペレットを与えますが、それが良いのかは定かではありません。
妊娠~出産までの犬や猫のエネルギー要求量を参考にするならば、出産予定日の数日前くらいから徐々にペレットを増やしていくほうが、いいのかもしれません。
どちらにせよ出産間近から子育てまでの母ウサギのエネルギー要求量は高いと考えられますから、量を増やすべきです。

先端

出産

出産時期

31日前後の早朝に出産することがほとんどです。

静かに見守ってあげましょう

普段どんなに優しい性格の子であっても、出産前後は巣箱の中を覗かれるのも嫌うほどとても神経質になっています。
可能な限り静かにし、掃除も極力控え、構わないようにしてあげましょう。育児放棄などの原因につながります。

出産後の写真
先端

子育て

授乳期の子には慎重な扱いを

マウスやラットよりもにおいには敏感ではないようですが、それでも人間のにおいがつくと育児放棄をする可能性があります。
安易に触らないようにしてください。
触ってもよい時は、巣箱から出てしまった子ウサギを元に戻す時、死亡している子を取り除く時のみです。(親ウサギは子ウサギを巣箱に連れ戻そうとしません。)
必ず手袋を着用して行ってください。

生後10日目の写真

ご飯

出産後の母ウサギは大量の母乳を作り、また生後3週程度から子ウサギがペレットや牧草に興味を持ち始めます。
そのため子ウサギを独立させるまでペレットも食べ放題の状態で構わないと思います。

生後一か月

授乳

授乳時間はとても短く一日1~2回、一回3~5分程度です。この短い間に子ウサギは体重の20%もの母乳を飲みます。早朝に授乳していることが多く、飼い主が見かけることはあまりありません。
初乳(2~3日間)に含まれる免疫物質は、子ウサギの健康にとって非常に重要でありその子の将来を左右します。

生後3日目の子ウサギの写真

離乳

生後5~6週になると、主食が牧草やペレットとなりそろそろ離乳が完了します。
ちょうどその頃に母乳を飲むことによって獲得していた抗菌性の脂肪酸や細菌を調節しているミルクオイルがなくなり、胃酸を出すようになり自らで雑菌に対する抵抗力を身に着けます。
その転換の時期であるため、環境を変化させると体調を崩しやすいです。

生後20日
先端

一人立ち
一人立ち前の写真

二か月~二か月半での一人立ち

生後2ヵ月くらいまでは、腸内の細菌叢が安定しないので輸送等のストレスを与えることは非常に危険です。
また、ウサギは社会性のある生き物ですので、早くに親から引き離すとウサギ同士でコミュケーションが取れなかったり、問題行動を起こす可能性もあります。
ペットショップから迎え入れることも、繁殖後里親に譲渡する場合も2ヵ月以降にしてください。

メスは早いと3ヵ月で妊娠可能になることがあるので、生まれた子にオス、メスの両方がいるとその間で繁殖をしてしまうことがあります。少なくとも3ヵ月前には別々に飼育しましょう。

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